こんにちは。マーケティング担当のこあ・こんせぷ子です。
今年に入ってから、CCTでは定期的にZoomによるオンラインイベントを開催しています。
イベントを開催するからには、リード情報を活用したいですよね。
CCTではMAツールとしてAccount Engagement (旧Pardot)を利用していますが、私もまだそこまで利用歴が長くありません。
そこで、Account Engagement (旧Pardot)を利用してイベント集客~登録~イベント実施~アフターフォローを行ってみて、つまずいた点や工夫した点などを実体験を元にご紹介していきます。
今回は初回のイベントの事前準備~実施、アフターフォローについてです。
この時は、正直あまりAccount Engagement (旧Pardot)を活用できていませんでした。
その反省を活かし、少しずつ改善をおこなっている真っ最中ですので、何回かに分けでご紹介しますね。
Account Engagement (旧Pardot)の環境
初めに、現在CCTが利用しているAccount Engagement (旧Pardot)の環境をご紹介します。
2019年にホームページをリニューアルし、その際にAccount Engagement (旧Pardot)のフォームハンドラーを導入しました。
お問い合わせや資料ダウンロードをした方の情報がAccount Engagement (旧Pardot)に入り、さらにそこからSalesforceへ同期されています。
また、名刺を交換した際にはSansanに取り込みその情報がSansan DataHubを通してSalesforceに連携され、Account Engagement (旧Pardot)と同期されます。
つまり、Account Engagement (旧Pardot)に入っているリード情報(Account Engagement (旧Pardot)ではプロスペクトと言います)のほとんどは
- Webでお問い合わせをした方
- Webで資料ダウンロードした方
- 名刺交換した方
となっています。
この他に、外部イベントに登壇した際のリード情報もあります。そちらの情報はデータローダーでSalesforceにリードとして取り込み、そこからAccount Engagement (旧Pardot)に同期されています。
さらに、FORCASとSalesforceを連携することで企業情報を付与しているのですが、そこについてはまた改めて触れようと思います。
Account Engagement (旧Pardot)とZoomでの事前準備
Account Engagement (旧Pardot)
初めてのオンラインイベントということで、メルマガで告知をすることにしたのですが、この時は専用のフォームを準備する時間がありませんでした。
そこで、通常のお問い合わせフォームに”ウェビナーについて”という項目を追加して対応することにしました。
申し込み時の自動応答メールは、通常のお問い合わせ用に設定してあるテンプレートをそのまま使用したため新規の対応は不要でしたが、その他に下記の設定をしました。
- 通知:お問い合わせやダウンロードが行われた際は、Account Engagement (旧Pardot)からTemasの専用のチャネルへ通知
- タグ:オートメーションルールを作成し、申込者には”●年●月●日イベント”というようなタグを追加
- リスト:タグと同様にオートメーションルールで”●年●月●日イベント”というリストへ追加
Zoom
ZoomとAccount Engagement (旧Pardot)は完全に分離しての申し込みとなったため、Zoomでは登録不要、視聴時のサインインも不要としました。
また、Zoomには登録情報は連携しないため、メールの送信も全てなしにしました。
Account Engagement (旧Pardot)とZoomでのイベント直前対応~アフターフォロー
Zoomからのメール送信は一切しない設定にしたため、URLのお知らせやリマインドはAccount Engagement (旧Pardot)から行いました。事前準備で挙げたようにイベントに申し込んだ方は指定のリストに入るようしたため、メールの配信は簡単にできました。
- 実施1週間前にURLお知らせメールを配信
- 実施前日にリマインドメールを配信
- 実施後に当日の資料ダウンロードリンクを添えてお礼メールを送信
資料ダウンロードリンクはAccount Engagement (旧Pardot)の”ファイル”に登録し、短縮URLを発行したので、ダウンロードしたかどうかをこちらで確認することができます。
また、Zoomへの登録は不要としたため急な視聴希望や関係者にはURLのみを配布して対応しました。
良かった点と悪かった点
このように実施してみて、感じたことをまとめます。
良かった点
- 新しいフォームやメールテンプレートが不要だったため短時間で対応できた
- Teamsへの通知により申し込みがあったらすぐに気づくことができた
- リストとタグの作成により事前事後のフォロー対応がしやすかった
悪かった点
- 申し込み方法がわかりづらかった
- Thanksメールが共通のものなので本当に申し込めているかわからなかった
- Zoomへの登録をしなかったためZoom上の参加者情報とAccount Engagement (旧Pardot)の申し込み者の照合が困難だった
- 1週間前にURLを送付してしまっていたため、直前の申込み対応が大変だった
- Salesforceに同期されたイベント申し込み者のデータをSalesforce内でどのように取り扱うか考慮していなかった
当然、初めてなので悪かった点のほうが多いです。
まとめ
まだAccount Engagement (旧Pardot)もZoomも活用しきれていない感じの第1回イベント開催となりました。
今回の反省点を活かし、この次のイベントからは悪い点を改善しながら進めることになります。
徐々に進化していきますので、お楽しみに。