インターン選考なんて意味なし。時代は筋トレ選考だ!
こんにちは!
採用担当の池田です。
皆さんは1日の平均睡眠時間は何時間ですか???
私は現在、7時間以上はコンスタントに取っており、おそらく日本人の平均時間と比較しても長い方でしょう。
厚労省のデータによれば、6時間以下の睡眠時間の方が全体の4割いるらしく、かなりの方が慢性的な睡眠不足のようですね。
またそれに伴って、発がんリスクや寿命にも影響が出てるという研究も散見されており、睡眠が重要であることは周知の事実でしょう。
私の話で恐縮ですが、学生時代は5時間程度が平均でした。
中学や高校の頃は、寝るのが深夜1時から2時の間、起きるのが7時前で、毎日のように眠かったです。
特に高校の頃は毎日眠いことに真剣に悩んでいて、どうやって授業中起き続けることが出来るのかを真面目に実験していました。
まずは朝食改善。元々朝食は取らない主義だったのですが、取ったほうが良いとの話を聞いて取り続けることに。
しかし、ハッキリ言って意味なし。
完全なる主観ですが、朝食取ったからと言って朝からエネルギーがみなぎるみたいな経験を現在までしたことないです。
次に朝風呂。これは入った直後はさっぱりですが、学校へ着く頃には眠いです。
続いては眠くなったら体をつねる。・・・はい、痛くて止めました(笑)
そして最後は妄想。ここでは言えないことも含めて(笑)ですが、様々な妄想をすることで意識を保とうとしましたが、不意に先生から授業中に答えるように差されたので、
分かりません
と答えたら、
いや。。。文章を読んでほしいのだけど。。。(古典の授業で、ただ順番に読むみたいな無駄な作業ありますよね?それで差されただけでした。)
っと言われて、まさかの恥ずかしい経験があり終了。
そもそも授業に集中するための実験なので、妄想して授業以外のことに意識を向けること自体、本末転倒な手段でしたね。。。
結局、元々の睡眠時間が少ないので、いくら工夫しても無駄だなと結論付けました。
大学は特に早く起きる必要が無かったので飛ばしますが、社会人になってからが問題でした。
1社目が株式市場を相手にする仕事だったので、とにかく朝が早い。会社の寮に住んでいたのですが、door to doorで1時間弱あったので、5時30分に毎日起床で7時から仕事スタートだったんです。
早起きが苦手な私はその時点できつかったのですが、前日の飲み会があるときは本当に最悪でした。
現在私は飲み会にほとんど行かない主義なのですが、実は1社目の経験が影響していまして、ある時先輩2名に誘われて18時から飲んでいたんです。22時頃まで飲んでいてそろそろ帰るのかなと思いきや、
ガールズバーに行こう
となり、まさかの2次会スタート。今でも店名は忘れないのですが、祐天寺駅近くのガールズバーです(笑)
そしてなんと3時までガールズバーに居座ってしまったんです。
しかも料金は何と10万円!
先輩2名が全て払ってくれたのは良かったのですが、そこからタクシーで帰って寮に到着したのが4時前。そして軽くシャワーを浴びて落ち着いたのが4時30分頃。
そこで私は迷いました。
果たしてこのまま寝て良いのか、それとも起きたままが良いのか。
今から寝ても1時間ぐらいしか睡眠時間が確保できないのと、お酒が入っているのでそもそも起きられる自信が無い。
ただ猛烈に眠いからとにかく寝たい。
悩んだ挙句に選択したのが、寝ること。睡眠欲には勝てません。
1時間でも良いから寝たいと思い、目覚まし3つセットして就寝。そしてとりあえず5時30分には起きることが出来たんです。
ただ二日酔いで頭ガンガンかつ睡魔でめちゃくちゃ気持ち悪く。。。とりあえずシャワーを浴びて少しは目を覚まし電車に乗りました。
ただ乗車直後に吐き気が。。。何度も途中の駅で降りるか迷いました。迷って我慢しての繰り返しで何とか降りずに職場近くの駅に到着。
そして7時に到着すると課長がいたので、
すいません。めちゃくちゃ二日酔い&眠いので、応接室で寝ています。もし戻ってこなかったら起こしてくれませんか?
と恥を忍んでのお願いをし、会社で就寝。
課長はめちゃくちゃ優しかったので、なんと10時まで寝かせてくれました。
※10時過ぎからどうしても私がいないといけない仕事があったため
しかし、起きても吐き気は収まらずで、1時間の間に3回トイレに駆け込み、3回目で見事すっきり出来ました。
※汚いので割愛します。。。
ざっくり書きましたが、とにかくこの時の経験が辛過ぎて、以降飲み会は行かないと決め、付き合いの悪い人になっていきました。
元々私は睡眠時間が必要な体質なので、ショートスリーパーの人が羨ましくて仕方ありません。
ただどうしようもないことですし、最近では著名な経営者も実は睡眠時間はしっかり確保しているというニュースも流れていますよね。
受験界では、
4当5落
という言葉は昔からあり、睡眠時間4時間以内であれば合格、5時間以上取るやつは落ちるという意味ですが、それを信じて突っ走ったからこそ受験が上手くいかなかったのかと、少し反省しています。
人生においては身体が資本ですので、ぜひ体調不良が続く方は睡眠時間を見直してはいかがでしょうか。
さて、今回は半分おふざけ、半分真面目なことについて語りたいと思います。
インターンで学生を見抜けますか?
私が新卒の就活時代からインターンはありましたが、私の当時とはもはや位置付けが変わってきていますよね。
インターンに行かないと、内定は取れない
就活生の間ではこのような説が、ごく当たり前のように信じられています。
でもちょっと待ってください。インターンに行っていたら、貴重な学生生活の時間がどんどん短くなっていきませんか?
インターン批判はこれだけで1記事書けるので一旦は割愛しますが、企業側にとってインターンという場が、もはや選考の場になっていることは否めないでしょう。
ただ人事の皆さんにお聞きしたいのですが、インターンで学生を見抜けますか?
面接という非現実的な選考に比べるとまだマシだと思いますが、インターンでも私は不十分だと思っています。
そもそも論ですが、就活の選考において、新卒中途問わず、企業側が何を見ているのか、というよりどんな情報が欲しいのかってご存知でしょうか?
- 人柄?
- 性格?
- 職歴?
全て合っていますが、1番ではありません。
正解は、
成果を出すことが出来るか否か
です。
- いくら人柄が良くても、成果が出せない人間はいりません
- いくら優しくてモテモテイケメンでも、成果が出せない人間に給与は支払えません
- いくら職歴がマッチしていても、あなたが成し遂げた成果でなければ、不採用になります
もちろん企業によっては、“家族”のような会社もあるので、上記に当てはまらないこともあるでしょう。。。(笑)
ただ普通の事業会社であれば、まずは成果を出すことが出来る人間を欲するのは当然のこと。
ではインターンという場で、その就活生が成果を出すことが出来るか否かを判断出来るかと言われれば、限りなくNOだと思っています。
なぜなら、
参加者は、選考という場を意識した振る舞いをしているから
です。
私も新卒時代に1社だけ1か月のインターンシップに行ったことがあり、それこそ第一志望だったのでめちゃくちゃ張り切って参加していました。
恒例のグループワークで、テーマが発表されたときには、
くだらないテーマだなー。つまんなそう。ってかグループメンバーで一人だけ変なのいるじゃん。
と思ったものの、内定のために自分を良く見せようと奮起していたので、
- やりたくもないリーダーに立候補
- メンバーからのくだらない意見に内心は怒りを感じているものの、しっかり拾ってあげるポーズをし、絶対に議論が逸れないように注力
- 社員から意味不明なフィードバックを受けた際には、内心「こいつちゃんと中間発表聞いていたのかよ」と思いつつ、「なるほど!確かにその観点は抜けていましたので、次回の中間発表までにはしっかりグループ内で吟味しますね。ご指摘ありがとうございます。勉強になりました!」と物分かりの良い好青年を演じる
みたいな感じで振る舞っておりました。
面接“より”は、十分に素が出るとは思うものの、期間が明確に決められているインターンにおいては、ずる賢い就活生が演じるのは当たり前のこと。
またグループワークって、結局グループワークの域を超えることはないんです。机上の空論で終わるので、いわゆる頭の良い人が勝ちやすいゲーム。
またまた私のインターンの経験ですが、メンバーで一人だけ頭の良い人がいたのですが、やたらと専門用語を使いたがるんですよね。。。
池田さん、この議論では“ミーシー”を使って進めたほうが良いよ
と言われ、適当に聞き流そうとしたものの、やたらと“ミーシー”を連呼するので、仕方なくその言葉の質問をすると、やたらと得意げに、
うん、ミーシーというのはね、漏れなくダブりなく~
みたいなことを説明していたのですが、だから何やねんと。
ミーシーだかウーシーだか分からないけど、とりあえずお前はその貧乏揺すりを何とかせい!
と内心イライラしていましたからね。
話がやや逸れましたが(笑)、インターンでは成果が出せない、というよりそもそも成果を出す必要がないコンテンツになっているので、頑張っているふりをしても乗り越えられるんです。
※もちろん、一部の企業では実際のビジネスに携わって成果を出させるところもありますので、そのようなインターンは含みません。
そのため、企業側が就活生を見抜くために使うコンテンツとしてはベストではないと考えています。
では、その人が成果を出せる人間なのか否かを判断するコンテンツは無いのか。
それがあるんです。
それは、筋トレです。
筋トレは努力に比例する
- 書類選考はハードスペックに依存します
- 面接は空気を読む人間が勝ちます
- インターンは頭の良い、小利口さんが勝ちます
でも筋トレは、平等なんです。
その相手が成果を上げることが出来るか否かを判断するためには、
3か月後に体組成計の変化を見るから頑張れ
という選考をすれば、一発で分かるんです。
人間の身体は非常に良くできており、努力すれば引き締まるし、怠ければ弛むようになっています。
決して騙すことはできません。
急遽明日に重要なプレゼンをしなければいけない場合、徹夜して何とか間に合わすことは頭の良い方であれば出来るのかもしれませんが、急遽明日に海で中学の同窓会が開かれることになった場合は、残念ながら打つ手はありません。
徹夜して、
- ベンチプレス世界記録500キロを100回やったとしても、
- デッドリフト世界記録500キロを100回やったとしても、
- スクワット世界記録571.5キロを100回やったとしても、
翌日起きたらムキムキマッチョになっていることはあり得ません。
おそらく一生寝たきりの身体になっていることでしょう。
つまり身体作りというのは、一長一短でどうにかなるわけではなく、日ごろの絶え間ない努力でしか出来ないんです。
そこには先天的なものや、才能等はほとんど関係ありません。
誰でもノーベル賞を取れるわけでは無いですし、誰でもスポーツ選手になれるわけではありませんが、誰でもムキムキマッチョの身体にはなれるんです。
つまり、この世で最も公平かつ平等な選考なんです。
そのため、本当にその人間が、成果を出せるかどうかを見分けるためには、筋トレが最も効果的なんです。
そして、それ以外にも筋トレを選考にするポイントがあります。
それは、
高度な総合力が試されるから
なんです。
私が考える中で、筋トレで重要なことだと思うのは、
- 実行力
- ロジック
- モチベーション
の3つになります。
まず1ですが、とにかくやるかどうかが重要です。筋トレは頭の中で考えているだけでは全く前進しません。とにかく動くんです。
ビジネスにおいても、ロジックだけはしっかりしているけど、行動しない人間は多いですよね。それで誤魔化せる方もいるかもしれませんが、筋トレはそれだと全くの無意味です。
とにかくジムに通う、今日から走る、やり方は分からないけど見よう見真似で様々なトレーニングを試してみる。
それが見分けられるので筋トレは選考においてベストウェイなんです。
次に2ですが、ボディービルダーの人を、
脳が筋肉だ
と馬鹿にされる人がいますが、そんなことは一切ありません。めちゃくちゃ考えなければあそこまでの身体にはなり得ません。
筋トレあるあるですが、初心者ほど、
ジムに通うと、すぐにムキムキマッチョになる
と勘違いしている方が散見されますが、そんなことはあり得ません。
ジムに通って、それっぽい器具を使用しても、
自分の頭で考え、どの部位にどの程度負荷をかけるのか、そのためにどんなフォームであれば負荷分散せずに狙った部位に最大の負荷をかけることができるのか
をやらなければ、一向に身体に変化起きませんよ。
そして最後に3ですが、筋トレは常にモチベーションとの闘いです。
筋トレを始めたばかりの頃は、新鮮さでモチベーション高く取り組むことが出来ますが、1週間も経てばおそらく面倒になるでしょう。
しかも筋トレだけやれば良い世界であれば何とか出来るかもしれませんが、学校のテストがあったり、それこそ仕事をしながらの場合は疲れていることも日常茶飯事です。
今日はジムに行くのやめておこう
というちょっとした油断が、明日も明後日も行かなくなる大いなる一歩に繋がってしまうのです。
身体作りは筋トレだけではない
そして、仮に3か月でムキムキマッチョにならなければいけない選考になった場合は、生活の全てを捧げなければ、身体に変化は起きません。
身体作りに必要なことは、
- 筋トレ(運動)
- 食事
- 睡眠
の3つと言われておりますが、このどれもが欠けては駄目なんです。
そしてこの中で最も重要なのが、2の食事なんです。
ハッキリ言って、筋トレよりも食事の方が重要です。筋トレユーチューバーの意見をまとめると、6:4で食事の方が重要らしいんです。
私は残念ながらシックスパックのお腹ではありませんが、理由は明確で食事で脂質が多いからです。
食べるのが好きなので、そこまで節制していないだけです。。。という言い訳ですね(笑)
身体作りは生活の全てをそれに合わせないといけないので、相当な覚悟と忍耐力、そして誘惑に負けない芯の強さが求められます。
これらを乗り越えることが出来た人は、間違いなくビジネスにおいても成果を上げると言えるでしょう。
ここまで伝えると、多くの方が、
身体作りなんて本気出せば誰でも出来るから、選考には不向きでしょ
と考えるでしょう。
ハッキリ言って、そんな考えを持っている方は、一生ムキムキマッチョになりません。
おでぶちゃんあるあるですが、
本気出せば、いつでも痩せられる
と本気で思っているからこそ、厄介なんです。
ここで少し私の話をさせて下さい。
小学校時代の私は、“太り気味”の体形でした。毎年実施する学校の健康診断後に、
太り気味
という紙を受け取った記憶が鮮明に残っているので、太り気味だったのでしょう。
ただ中学高校に入ると、部活で忙しくしていたので、いつの間にかスマートな体形になっていました。成長期と被ったこともありますが、いくら食べても全く太らないというゴールデン時代ですね。
ただそれはずっとは続かず、大学受験期になるとどんどん太っていき、高校を卒業する頃には1年前に比べて10キロ太っていました。
受験期は一切運動していない&ストレスで爆食いしていましたからね(笑)
そして大学に入ってもどんどん太っていき、とうとうお腹のお肉を鷲掴みできるほどに。
ただそんなときに思っていたことは、
まぁ本気出せば痩せられるからな
というおでぶちゃんあるあるの鉄板言い訳を使っていたわけです。
怠けた身体で過ごしていた大学前半ですが、そんなときに仲の良い友人に言われたのが、
運動せなあかんよ(徳島弁)
という一言。
実は彼は、大学入学して初めて仲良くなった友達で、
四国で砲丸投げ1位、全国4位
というムキムキマッチョの代表的な身体をしていたんです。
当時のベンチプレスも200キロを超えており、まさにボブサップのような体格。
入学式できょろきょろしていたところ、明らかに一人だけ風貌が異なるやつがいて、
こいつに目を付けられたらヤラレル
と動物的本能で危険を察知し、自ら近づいて仲間にしようと決意して仲良くなったんです。
非常に真面目で身体全てが筋肉で出来ている彼ですが、そんな彼からの一言で傷付いたんです。
そしてそこで初めて自分の身体が憎たらしくなり、彼に教えてもらいながらジムで運動することに。
そこから少しずつ適正体重になっていった私ですが、おでぶちゃんだった頃の言い訳が、如何に甘く、情けないことだということに身をもって気付かされました。
そもそもムキムキマッチョになるための方法って誰もが知っていますよね?
- 適切な運動をする(運動の方法は筋トレユーチューバー見ればOK)
- 健康的な食事をする(食事の方法は筋トレユーチューバーを見ればOK)
- 7時間以上の睡眠を取る(適切な睡眠の仕方は自分で研究すればOK)
これをしっかり守れば、誰でも1年後にはムキムキマッチョになりますよ。
誰もが方法論については分かっているんです。
でもそれが出来ないからこそ、おでぶちゃんになってしまう。そこが人間の弱さであり、難しいところ。
この難しさを知らないくせに、
本気出せば、いますぐにでも痩せられる
と思っている奴は、ビジネスにおいても120%成果を出しません。
一生本気を出さずに終わることでしょう。
さて、、、少しおふざけもありましたが、このように筋トレ全般はビジネスと似ていると思いませんか?
ビジネスもやるか、やらないかの2択です。
新人の方で、
成長できる環境で働きたい
と聞きますが、本気で成長したいと思っている人はどんな環境でも成長します。
毎日勉強し、仕事でアウトプットする、上司や先輩からのフィードバックを真摯に聞いて、改善する。
この当たり前のことが出来れば、とんでもない成果に繋がることは誰もが知っていること。
にも関わらず、私含めてほとんどの方が出来ないのは、どこか自分に甘えがあるから。
そのように甘えがダイレクトに結果に返ってくるのが、筋トレなんです。
インターンではその甘えは見分けられません。
よって、成果を出す人間か否かを見分けるためには、インターンというおままごとよりも、筋トレが最適であるという結論に帰着しました。
以上。