ファーストキャリア(1社目)より、3社目が重要であるという話
こんにちは!
採用担当の池田です。
この前、社内の福利厚生の一環で、Bリーグを生で観戦してきました!
※ラウンドテーブルとは、10名程度のチームで遊んだり食べたりしながら親睦を深めるイベント
初めての観戦だったのですが、想像以上に面白く、座席もコートからかなり近い位置でしたので迫力がリアルに伝わって終始興奮状態です。
その中でスニーカー好きの私としては、どうしてもバッシュに目がいくわけですが、やはり最近の主流はローカットなんですね。。。
NBA選手もローカットを履く方が多くなっているので、一種のブームなのかもしれないですが、私としてはちょっと微妙だなと思っています。
ざっくり言ってしまうと、ダサいなと。
ハイカットだと捻挫しにくいから良いとか、ローカットだと動きやすいから良いとかそういう機能面ではなく、やっぱりバスケはハイカットじゃないとユニフォームと合わない気がするんですよね。
私が観戦した会場は青山学院大学の体育館だったのですが、それこそローカットの選手を見ていると原宿で買い物をしている学生みたいな感じに見えてしまい、どうもオーラが無いというか、軽く試合しに来ました感があって微妙だなと思ってしまいました。
この考えに共感頂ける方いれば、ぜひ連絡下さいませ(笑)
ちなみに!Bリーグが盛り上がりを見せ始めている昨今ですが、生で観戦した感想としては、
イージーミスがやや目立っている
ことです。
バスケって、
- 男女問わず取り組めるスポーツで、
- 1チーム5名という少ない人数で試合ができ、
- 天気に左右されない
スポーツなので、エンターテインメントとしてはかなり好都合な条件が揃っているわけです。
一方、ラグビーのプロ化が議論されていますが、
- 試合に必要な人数も多く、
- 男性主流のスポーツであり、
- 1試合するのに相当な疲労感や怪我のリスクがある
ので、ビジネスにするのは難しいですよね。
だからこそ、日本においてBリーグは重要なのですが、NBAとの差が素人目にも歴然過ぎてどうしてもつまらなく思えてしまうんです。
その“差”というのが、一つ一つのプレー精度。
おそらく画面上でNBAの試合を見ても、初めての人は、
何が上手いのか分からない
と思うでしょう。
それは当たり前のことで、
難しいプレーを平然と当たり前のようにプレーしているから
なんです。
ゴールから遠い位置からでも、バンバンシュートが決まることが当たり前のNBAに対して、Bリーグはとにかく外しまくる。
これは選手の力量の差でもあるのですが、シュートが外れると単純に盛り上がりに欠けるんですよね。。。
バスケは展開が早いスポーツだからこその面白さがあるのですが、シュートが決まらないとつまらないんです。
見ていて萎えます。
NBAだとノーガード戦法でとにかくハイスコアの展開になることもあるのに対して、Bリーグではまずそういうことにはならない気がしました。
今が日本のバスケ界において重要な時期だからこそ、一度来たお客様にファンになってもらうためには、面白い!と思ってくれることが重要なので、つまらないイージーミスが極力無くなると良いなと思った、今日この頃です。
さて、今日は企業選びに関することをお伝えします。
初めての経験は、失敗することが当たり前
これから初めて就職活動を控えている学生の方や、転職活動を検討している社会人の方は大きな不安を持っていることでしょう。
- 良い企業に出会えるのか
- 入社後に後悔しないのか
- そもそも就職or転職出来るのか
ただ安心して下さい。こういう感情は誰もが持っているものですし、人として当たり前です。
なぜなら初めての経験だから。
私の人生の中で最も不安と戦った初めての経験は、大学受験になります。
それまでの人生で色んな勝負事から逃げてきた自分にとって、初めて言い訳の出来ない勝負に挑むことになるので、とにかく不安でした。
机に向かっている時間だけ見れば、全国ランキングトップ100にランクインするだろうと自負しておりますが、結果的には思うように成績が伸びず、ストレスフルになり最後は良く分からずで終了しました。
それこそ8時30分から空いている塾に一番に行き、
絶対に席を立たない
という謎の目的を据えて、トイレにも行かずに22時までずーっと座り続けたこととありますからね。
もはや意味不明です。途中トイレに行きたくなって集中力が完全に切れているのに、席を立たないということを目的としているのでひたすら我慢。
1分刻みで時計を見ては、
まだ帰る時間まで数時間もあるのか。。。
という落胆の感情を繰り返しながら机に向かっていた姿勢は、完全に間違いですし、どう考えても受験失敗フラグが立っていました。
このような感じの受験勉強でしたが、受験を終えて思ったことは、
次また同じように大学受験があるのであれば、もう少し改善できる
ということです。
120%負け犬の遠吠えというより言い訳になるのですが、とは言え一度経験したことで課題も浮き彫りになり、改善できる余地が見えるのも事実ですよね。
机に向かう時間は全く重要ではなく、トイレに行きたくなったらトイレに行く
というのも大きな学びの1つになるわけです。
このように、一度経験すれば、そこから学び、次回に活かせるので成功する確率は理論的には上がりますよね。
そのため、
失敗も成功するまで続ければ失敗ではなくなる
という理論も頷ける(うなづける)わけです。
ただ、最初の経験においてはその時点では“失敗”となることが多いのは仕方のないこと。
初めての就職活動を控える学生の方は、それこそ今まで経験したことが無いことばかりが突然降ってくるわけです。
- 自分のことを無理やりPRしなければいけないエントリーシート作成
- 人生で関わったことが無い業界について理解しなければいけない、業界・企業研究
- 自分の親と同じ世代の方と、非日常空間で矢継ぎ早に質問される面接
こんなのは普通失敗するわけですよ。
失敗しない、いわゆる就活エリートがなぜ上手くいっているように見えるかと言えば、
インターンシップという場を経験しているからです。
大学3年や修士1年の夏からインターンという名の“就活”に触れて、そこで様々な失敗をして学びに変えているので、本選考が始まった時には、いわば“2回目”の就活をしているので、そりゃー強いわけです。
よって、大学の研究等で忙しくしている方にとっては不利なので、私自身はインターンシップは大反対なのです。
転職時は、企業研究する場が少ない
初めて転職する方は、新卒時の就活経験を活かして始める方も多いと思いますが、残念ながら新卒の就活と転職活動は全然違います。
色々違う点はあるのですが、最も違うと個人的に思う点が、
企業情報を収集する手段
です。
新卒の時って、それこそ至れり尽くせりで企業を知る場がたくさんあるわけです。
- 企業説明会(名称を変えた説明会が多種多数あり)
- 合同説明会
- インターンシップ説明会
- インターンシップ
- OBOG訪問会
- 学内企業説明会
もうね、情報が多過ぎてわけわからなくなるわけです。
特に大企業は上記の機会を数多く設けておりますが、シンプルに1種類の説明会を複数回実施で十分だと思うんですよね。
こんな人事の仕事に多額の給料が支払われているなんて、意味不明だと思っちゃうわけです。
そんなお化粧した内容を聞ける場を多数設けたところで、辞める奴は辞めます。
というより入社した後に期待を裏切らない環境(一切希望が通らない配属や新人だからといって誰でもできる雑用を任せる等を全て廃止すべし!)を用意するとか、ハイパフォーマーには高額なインセンティブを用意するとかした方が効率的、というより本質的だと思うんですよね。
もっと言えば、新卒が採用できなければ、中途で採用すれば良いわけですし。
こんな感じで新卒時は至れり尽くせりで企業を知るための場が多く用意されていますが、転職の場合はほとんどありませんよね。
おそらく、面接での質疑応答で企業研究することが最も多いと思うので、限られた情報の中で判断する他ないのが転職なんです。
そうなると、、、オフライン環境での情報、つまり人からの情報が貴重になってくるので、
人材エージェントに騙されやすくなる
んです。
人材エージェントは第三者目線であるという錯覚
今はWeb上で様々な企業の情報が取得出来ますが、とは言えそれだけで判断することはないですよね。
やはり、人から直接得られた情報の方が信じやすい側面もあるので、自分が興味ある企業について知っている方と話したいと思うわけです。
そうなると、やはり人材エージェントの方がそれに該当するわけですが、エージェントサービスを利用する方って、
エージェントの方は客観的な立ち位置でアドバイスしてくれる
と思い込んでいる方が非常に多いように見受けられます。
ただそんなことは一切ありません。
彼らもビジネスです。
一部の優秀なエージェントを除いて、一般的なエージェントの方は、
- 売りたい会社
- 決まりやすい人
の2つを考えてマッチングさせようとしているので、転職者のことを本気で考えることは稀だと思って下さい。
例えば、現在エージェント界隈の手数料は、35%と言われていますが、その料率を上げて依頼している企業もあるんです。
例えば50%のフィーを支払うから、優秀な方がいれば優先的に私たちの会社に紹介してほしいと。
つまり人材エージェント側から見ると、多くの会社の手数料が35%に対して、ある会社だけ50%なので、その会社をマッチングさせた方が儲かるわけです。
そうなると、エージェント側の心理としては、
本来、この候補者にマッチしているのはA社だけど、B社の成功報酬料率の方が高いから、B社を紹介しよう
となってしまうんです。
ちなみに数年前に、この手数料を100%にしたメガベンチャーがあるのですが、さすがに批判されていましたね(笑)年収500万の人が1名決まれば、500万の利益になるビジネスなんて美味しすぎるわけです。
これはエージェント界隈のごく一部の裏事情ですが、他にも様々なカラクリがあるのでこういう情報を知った上でサービスを利用しないと痛い目に合います。
ただ、こんなことを知る由もなく初めての転職活動はスタートするので、新卒の時はあれだけ多くの情報を仕入れて細かく吟味していた方が、初めての転職時には人材エージェントからの言葉だけを全て鵜呑みにして転職先を決めてしまうという、何とも滑稽なことが起きてしまうのです。
3社目こそ重要
1社目は初めての就職活動を通じて企業を決めます。
2社目は初めての転職活動を通じて企業を決めます。
初めてだからこそ失敗するのですが、3社目に関しては“2回目”の転職活動になるので、ここはなるべく失敗しないように過去の経験を活かしましょう。
例えば、初めての転職活動で年収軸を中心に決めてしまった場合。
年収だけが全てではないと気付いた方は、ぜひ3社目を選ぶ場合は自分にとって何が本当に重要なのかを考えてみて下さい。
例えば、初めての転職活動でワークライフバランスを中心に決めてしまった場合。
確かに残業は減って家族と過ごす時間が増えたのは良かったものの、どうも物足りない。刺激がないというか毎日ルーティンばかりかつ、同僚も仕事に対してやる気がない姿勢でつまらないと感じている方は、自身がどういうときにイキイキしているのかを考えてみましょう。
例えば、初めての転職活動でベンチャーで働きたいと思って大企業から飛び出してしまった場合。
ベンチャーと言っても色んなベンチャーがあることに気付きましたよね。
創業間もないスタートアップと、5年目のベンチャーはやることも考えることも全然違うわけです。ゼロからイチにすることが好きで得意なのか、それともイチからジュウにするのが合っているのか、2社目の企業でそれとなく掴んだはずです。
これらの経験を活かすことが出来れば、3社目にマッチする企業に出会える可能性がありますが、多くの方が同じ失敗をしてしまうのもまた事実。
今の日本では社歴が多い方はどうしても避けられてしまう傾向があるので、数少ない失敗で最高の学びに繋げるようにじっくり吟味してみてはいかがでしょうか。