あのイチローも!?自分の性格をしっかり理解していますか?

あのイチローも!?自分の性格をしっかり理解していますか?

こんにちは!
採用担当の池田です。

ついに念願だった、「WeWork Iceberg」に行ってきました!
と言っても一般客が利用できる部分までですが(笑)

皆さんはご存知でしょうか?

コワーキングスペースが昨今流行っていますが、世界的にシェアを伸ばしているWeWorkの原宿店舗みたいな位置付けですかね。

前々からネット記事で見ていていつか行きたいなーっと思っていたところ、ちょうど渋谷で打ち合わせがあったので、その合間で突撃してきました。
WeWork Iceberg

入ってみると、とにかくおしゃれの一言。入らなくてもおしゃれの一言。

空間もおしゃれですし、そこにいる人もなんというかベンチャー感(笑)

たまたま行ったのが金曜日だったせいもあるかもしれませんが、お酒を飲みながら談笑している方もちらほらいるようです。

ちなみに生ビールはWeWork契約者であれば飲み放題とのこと。

こんな場所で働きたいなーっとめちゃくちゃ刺激されましたね。

これは私だけの感覚ではないと思いますが、同じ場所で仕事をし続けるのって結構きつくないですか?いくら快適で生産性の高いオフィスでも、時にはカフェで仕事したり、時にはWeWorkのような場所で仕事したりとその日の気分で仕事できる場所を変えられたら理想だなと思っているんです。

特にこのブログ記事執筆は、絶対にオフィス内だけで書くのは不可能です。ほぼ趣味みたいな感じで書いているので仕事とは若干異なりますが、南国ビーチ沿いのテラスで書いたらもっと面白く書ける自信ありますからね(笑)

このようなおしゃれな場所で仕事できるならもうちょっと仕事頑張るので、会社として契約してくれないかーっと期待する今日この頃です(笑)

さて、今回はみんな大好き性格診断についてお伝えしたいと思います。

イチローが移籍直後のチームメートに聞かれた質問とは

性格診断って皆さんはやったことありますか?
占いとか好きな方であれば一度はやったことあると思いますし、そこまで興味のない方でも新卒の就活の際に実施することは多いですよね。

あなたは好奇心が強い方だ(はいorいいえ)
みたいな質問です。

同じような質問を何度もされてうんざりするあれです(笑)

私自身は性格診断をあまり好きではないものの、新卒のときには何度も受けさせられたのでそれなりに内容の記憶はあるのですが、どうしても企業が求める回答に寄せて答えてしまいませんか?

例えば上記の、
あなたは好奇心が強い方だ
という問いの際に、
いいえ
なんて選択できるわけないですよね(笑)

だって好奇心ない人なんて絶対採用したくないですもん。そんなの就活生側から見て明らかなのでそういう裏側を察知して企業が求めるだろう要件に寄せますよね。

そのため新卒の性格診断は当てになりません。

あんなの即刻廃止すべきでしょう。

ただもし、本当の意味であなたの性格が分かる診断テストがあれば、ちょっと試してみたいと思いませんか?

実はそういうものがあるんです。

世界的にスタンダードな性格診断テストがあるんです。

どのくらいスタンダードかというと、あのイチロー選手がシアトルマリナーズに移籍した当初に、チームメートから、
ワッツユアタイプ?
と言われるぐらいなんです。

日本語訳すると、
あなたのタイプは何ですか
ですよね。

はて、、、タイプとは何を指すのでしょうか?

女性の好みですかね???

はい、違います。その有名な性格診断で出る結果のタイプを指しているんです。

グローバルスタンダードだと、その性格診断に基づいて相手との接し方を変えたりするぐらい重要視されているらしいんですよね。

私も最近その存在に知ったのですが、これを知ったのは知り合いのヘッドハンターの方。

ご飯食べながらいつものように人事界隈の話をしていると、
池田さん、MBTIって知っていますよね?
と当然知っているよな感の質問。

いつものように知ったかぶりしようと思ったものの、あまりにピンとこなかったので、
あっ、、、知らないっす。。。なんか新しいベンチャー企業とかですか?
みたいな感じで答えると、
人事の人だったら知ってて当然ですから、知っておいた方が良いですよ
との強烈なジャブが。。。

普段人との関わりが少ない自分にとっては、あまり外の情報が入らず、その方が貴重な情報源なんです。。。

いつもありがとうございます(笑)

その後丁寧に教えてくれたのですが、ざっと概要をお伝えします。

MBTIとは

16種類の性格に分けることが出来る性格診断テスト。

これは心理学では有名な、「ユング心理学的類型論」をベースに進化させたもののようです。

ユング心理学的類型論とは何かを簡単にお伝えしましょう。
※参照:ユング心理学的類型論

①人間を外交的か内向的かの2種類に分ける。

まず人は、心のエネルギーの向き先によって「外交的」か「内向的」かに分けられるとのこと。
注意点としては、
外交的=明るい
内向的=暗い
というわけではないということです。

あくまで心のエネルギーの向き先が重要。

例えば外交的な人は、外部に関心が常に向くタイプを指します。周囲やその環境に意識が向かうとのことで、他者や社会に何か影響を与えたいと強く思うタイプ。

一方内向的な人は、内部(自己の内面)に関心が向くタイプを指します。内省的で、自分にダメ出しする傾向があったり、他人に対して関心が薄いと周りから思われる傾向があるタイプ。

この2つに分類したうえで、人の心には4つの働きがあると考えています。

  1. 現実(感覚とも言う)
  2. 直感
  3. 思考
  4. 感情

詳細を説明します。

②どちらの情報に注意を払っているのかで、現実と直感に分けられる

人が物事を捉えるときには、現実か直感かで分けられるとのこと。前者は物事の詳細を細かく把握するタイプで、後者は全体像をざっくり把握するタイプです。

★現実が優位な人
物事を見たまま、あるがままに感じ取る傾向。事実やデータを写真で撮ったかのように詳細を把握する傾向がある。

★直感が優位な人
単なる事実よりもその事実の裏側にある意味や可能性に関心を持つ傾向。物事を細々と捉えるのではなく、全体像を把握する傾向がある。

③決断する際の傾向は、思考か感情か

人が何かを決断する際は思考か感情のいずれかが動くと言われています。要は論理的か感情的かですね。

★思考が優位な人
男性に多く、理屈や論理に従って決断する傾向が多い。

★感情が優位な人
女性に多く、好き嫌いや、快・不快で決断する傾向が多い。

これは何となくイメージ出来ますよね。男女で区別するのは良くないですが、こういう事情があるからこそ男女はよくすれ違う(笑)

②③をまとめると、例えば映画を見た時のタイプによる違いは下記になるようです。

タイプ 詳細
現実型の人 見たものを細かに把握しようとする。登場人物の服装などを細かく覚えていたりする。
直感型の人 この映画をヒントにして何か別の問題の答えを導き出そうとする。
思考型の人 この映画はどのような映画か、監督やテーマなどを理解しようとする。
感情型の人 好き嫌い、面白いつまらないをまず感覚的に判断しようとする。

上記を踏まえた上で、ユングは
人間の2つの態度×人間の4つの機能(2つの物事の捉え方+2つの決断の下し方)=8つのタイプ
と分けるようです。

何となく分かりましたか?

MBTIはユングにプラスアルファしたもの

MBTIは上記をベースに加えて、戦術(仕事の進め方等)を足したものになります。
※実際には、アイデンティティ(能力や決定に対する自信の度合い)も加えるのですが、今回は詳細まで言及できないので、ここでは割愛します

戦術とは、仕事の計画や進め方のタイプを指しており、計画型と探索型に分けられます。
前者は明確なルールやガイドラインを好み、締め切りを絶対的なものとして完結を求める。
一方後者は、様々なやり方や選択肢を残しておくタイプで自由に縛られず物事を進める傾向がある。

つまりまとめると、
2つの態度(エネルギーの向き先)×2つの機能(決断の下し方)×2つの機能(物事を捉え方)×2つの機能(戦術)=16つのタイプ
になります。

一度各項目を整理しますね。

タイプ 詳細
内向型 Introverted 単独行動を好み、話す前に考え、他人と関わると疲労困憊する
外向型 Extraverted 集団行動を好み、話しながら考え、他人と関わることでエネルギーを得る
現実型 Sensing 現実主義、感覚を頼り、実際の物事に没頭。すでに起こった出来事に注目
直感型 Intution 想像力が豊かで、直感を頼り、考えに没頭、今後起こり得る出来事に注目
思考型 Thinking 厳格で知性に従い、客観性と合理性を重んじる
感情型 Feeling 繊細で気持ちに従い、調和と協力を重んじる
計画型 Judging 判断力があり、明確なルールやガイドラインを好み、締め切りを絶対的なものとし、完結を求める
探索型 Prospecting 即興に長けていて、選択肢を残しておくことを好み、リラックスしながら働き、自由を求める

これらの頭文字を組み合わせて、ISTJだったり、ENFPに分類され16タイプに分けられるようです。
※直感型だけ頭文字ではないので注意

こちらの16タイプも簡単に分けたので、下記参照下さいませ。

診断結果 性格タイプ
INTJ 建築家
INFJ 提唱者
ISTJ 管理者
ISTP 巨匠
INTP 論理学者
INFP 仲介者
ISFJ 擁護者
ISFP 冒険家
ENTJ 指揮官
ENFJ 幹部
ESTP 企業家
ENTP 討論者
ENFP 広報運動家
ESFJ 領事官
ESFP エンターテイナー

上記だけだとイマイチなので、下記に16タイプの詳細が書かれておりますので、ぜひ参照下さいませ。
16タイプ別診断結果詳細

最後に!これらを判断するための性格診断テストは下記が代表的なようなので、ぜひお手すきの際にトライしてみて下さい。
診断テスト開始

ただ、詳しい方の情報だと、テストだと結局浅い情報しか得られないので、グループワーク等を実施しながら自分のタイプを客観的に見ていくとより確実なようです。どうしてもテストだけでは限界があるようですね。

さて、テストを実施した結果を踏まえて自身の性格と照らし合わせてみると、納得感のある結果になったのではないでしょうか。

マネジメントや育成、採用においても使える

普段人のことを判断するときって、当然のごとく主観で判断しますよね。

始めて会う方を判断する際も、印象や表情、話し方や話す内容等、全てを瞬時に判断して、自分の頭の中に複数ある“人物性格フォルダ”に分けると思うんです。

  • この人は人の話を聞かずに俺が俺が!のタイプだな
  • この人はあまり言葉を発しないけど、結構頑固なタイプだな
  • 浅い理解で留める方で、物事を深く考えないタイプだな

上記のようなざっくりした感じではないにしても、自分が感じたことを瞬時に判断しその人を決めつける傾向はあると思います。

ただそれってあくまで主観、つまり一方的であって本当に相手のことが分かっているかと言われればNO。
※もちろん相手のことを理解すること自体不可能ではありますが、あまりに安易に、もっと言えば自分都合で認識する傾向があるとの意味です

勝手な解釈で相手と接していくと、どうしてもうまくいかないことって出てくると思うんです。

その相手が友人関係であれば百歩譲ってそれでも良いんです。間違った解釈のままで「この人と合わない」となってもそれは自分の責任だから。

でも仕事関係の場合、間違った解釈のまま相手と付き合っていくと、結局仕事のクオリティに影響して会社へのマイナスはもちろん、お客様に対してマイナスなことに繋がりかねません。

そのため相手がどういう人で、どこに大事な価値観を置いているのかを客観的に分かれば付き合いやすくなりますよね。

例えば部下をマネジメントする状況においても、相手がINTJ(建築家)タイプであることが分かれば、ルールや常識を押し付けるとモチベーションが極端に下がります。あらゆる物事は疑問視されるべきだという考えがあり、常により良い方向を考える傾向があるので、上から押し付けるような仕事の振り方だと宜しくない。可能な限り意見を求めるようにし、許容できる範囲を広く持って接することが重要でしょう。

もちろん性格診断の結果が全てではないですが、人との接し方を円滑にする上ではこういう情報を知っていても損は無いのかなと考えております。

今後AI等が当たり前になる世の中においては、人間の主観以上に確固たるデータを元に評価や育成が構築されていく会社も出てくると思うので、その入り口としてこのような診断テストは面白いのかなと思っております。

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