健康経営に関する見解は全て的外れ!最適解はずばりこれです、というよりこれしかありません。
こんにちは!
採用担当の池田です。
お盆休みは妻の実家に帰っていたのですが、1日だけ早く帰ることにして自由時間を確保出来たんです。
そういう時には、何をするか。
そうです、ジム巡りです。
私はエニタイムフィットネスに通っているのですが、基本的に日本各地はもちろん、世界中のエニタイムフィットネスを利用することが出a来るので、少し遠くにあるジムに行くことを楽しみにしているんです。
ちなみに余談ですが、ボディービルダーやパワーリフター、または最近人気のフィジーカーが複数のジムを利用することが当たり前なのですが、理由って分かりますか?
私はガチ勢ではないので少し予想も入りますが、
- 店舗によって設備やマシンが異なるから
- モチベーションアップのため
になります。
まず①ですが、同じ会社が運営するジムであっても置いてあるマシンは店舗によって多少異なるんです。
- ある店舗ではハムストリングスに負荷かが掛かりやすいマシンが置いてある。
- 別の店舗ではダンベルが50キロまで置いてある。
- またある店舗では、ケーブル系のマシンが充実している。
ジムの本場であるアメリカでは、施設が広過ぎるが故に、全てのマシンを置くことも出来るのかもしれませんが、日本では店舗面積上、そこまで多くのマシンを置くことが出来ないので、逆にそれが魅力だったりするわけです。
そして②ですが、単純なマンネリ化を防ぐためです。いつも同じ場所で同じような人(ジムを習慣化している人は、24時間いつでも利用できるジムであっても大抵同じ時間帯に利用することが多い。)の空間で筋トレをするのはやはり新鮮さに欠けます。
そういう時に、違う環境に身を置くことで、モチベーションに繋がるのは容易に想像出来ることでしょう。
仕事でも同じですよね。
話を戻しますが、妻の実家にいるときに、自宅に帰宅したらどこのジムに行こうか迷っているときに、見つけてしまったんです。。。
数年前に筋トレユーチューバーの間では頻繁に紹介されていたのですが、一度で良いから利用してみたいと思う器具が、自宅から5キロ圏内のジムに置いてあることが分かったんです。
そう、皆さんご存知、「MAGグリップ」です。
最近の悩みとして、背中の広がりが弱いと感じており、懸垂(チンニング)で意識しているものの、どうしても前腕に力が入ってしまい、負荷が逃げている状況でした。
それを解消するための器具として、ラッドブルマシンに装着できるアタッチメントとして登場したのが、メイドインアメリカのMAGグリップ。
当初は、アメリカから輸入するのが規制されていたようですが、数年前に解禁となり、ガチなジムはこぞって購入したようですね。
※こういうのに対していわゆる大手大衆スポーツジムは一切手を出さないからダメなんです。いずれ24時間ジムに市場を取られてしまうので、明確なポジショニングをすべきです。
これをある店舗のインスタで見つけた時には、本当に興奮しました。まさか自転車で行ける距離のジムに置いてあるとは。。。
妻の実家から帰宅後に、急いで支度をし、自転車で猛スピードでその店舗に向かい、入店して右側を見ると、マググリップ一式が置いてありました。(ちなみに種類は7種類ほどあります。)
その日は祝日でしたが、昼過ぎだったのでかなり空いている時間帯。
真っ先に利用したところ、大円筋に効いているのが確実に分かりました。
本当に感動ものです。
もちろん翌日には今まで感じたことのない、大円筋の筋肉痛もしっかり感じたので、このお盆休みは素敵な発見があったなと嬉しくなる今日この頃でした。
さて、今回は最近話題に健康経営についてモノ申したいと思います。
世の中の健康経営、間違っていません?
健康経営という言葉が昨今流行っていますが、聞いたことはありますか???
従業員の健康が生産性や成果に関係するとして、従業員の健康を経営的な視点で捉えて、戦略的に実践することを指します。
健康経営についてほとんど知らない私だったのですが、このまま現状を知らないのにブログを書くのは良くないと思い、いわゆるお役所が運営しているセミナーに行ったんです。
複数回が全て満席となるほど人気のセミナーのようで、懇意にしている方からの紹介で何とか予約出来て行くことに。
そして受けた感想としては、、、本当につまらんなと(笑)お役所の仕事って本当に現実からずれているなと呆れてしまいました。
あまりひどく伝えると宜しくないので詳細は控えますが、私が期待していた内容ってそれこそ健康経営が進んでいるDeNAさんの事例等を深く知れることだったんです。
※事前にちゃんとセミナー内容見とけよって感じかもですが。。。
最近話題のプレゼンティズム(出勤していながらも、体調不良やメンタルヘルス不調などが原因で、従業員のパフォーマンスが低下している状態)についての実態把握やその対処方法、健康に関心のない社員への施策や成果に対してどれだけ健康経営が寄与したのかの定量化など、そういうのが知りたかったです。
でも実際はホワイト500(健康経営優良法人に認定される制度)認定されるための書式の書き方等、めちゃくちゃどーでもいい。
そういう表面上なことに対応してるから本質的な施策が進まないんじゃないかと。
しまいには、協会が手掛けるセミナーの宣伝を20分がっつりされましたが、
睡眠の質を向上させる研修(1日:30万円)
とかウソだろと。。。
こんなの睡眠に関して苦労して色々書籍で調べた私が1万円でやるわ!って感じです(笑)
まぁとにかく健康経営セミナー関連は事業会社が主催のものにしようと決意しました。。。
新オフィスで感じた違和感
具体的なアイデアを伝える前に、少しだけ寄り道をさせて下さい。
実は弊社は、2020年に本社オフィスを移転することとなりました。移転場所の詳細は然るべきタイミングでお伝えする予定ですが、とにかくめちゃくちゃ広い場所に移転します。
順調に事業が伸びている証拠ですね。
その場所は新築のビルの1フロアを貸し切る予定でして、当然のごとくオフィス内の空間設計も0からやるわけです。
デザイン業者に依頼をしコンペをした結果、無事に内装デザインが決まったようですが、ある時社長から、
内装デザイン、見てみる?
と言われ、興味津々で資料を見させて頂くと、めちゃくちゃおしゃれで、こんなオフィスで働いてみたいと思わせるデザインでした。
私が言うのもおこがましいですが、弊社はおしゃれなイケイケベンチャーではなく、どちらかというと地味な方だと思いますが、新しいオフィスは良い意味で地味さを捉えつつ、でもどこかモダンな感じがする印象で、まさにこれからの弊社にピッタリだなと。
来年から働くのが楽しみで仕方ありません。
しかし、、、見せて頂いたデザイン資料は結構なボリュームだったのですが、資料を捲り続けても、どうも求めているものがない。。。
飛ばしたかなと思い、最初から1枚1枚丁寧にページを捲っても、一向に探しているものがないわけです。
モヤモヤした感じでいる中で、社長から、
どう?
と感想を求められたので、
めちゃくちゃおしゃれで良いですね!
という反応をしたものの、どこか心が晴れない状況でした。
新オフィスデザインのリーダーはこのブログの責任者でもあり、弊社の天才デザイナーが担当しているのですが、私は何度か“ある要望“を伝えていたんです。
その時には、快く聞いてくれて、当然のごとく私の要望が採用されると思っていたのですが、社長から見せてもらった資料にはそれがないんです。
まさか、私の知らないところでいつの間にか却下されていたのでは。。。そんな疑念が今も続いております。
私のブログを読んでいる方はもうお分かりですよね。
そうです、ジムが無いんです。
私が考える、最善の健康経営とは
上記は半分冗談ですが、半分本気ですので、実際に施工が始まる前に何とかジムのスペースを入れて頂きたいと願うばかりです(笑)
さて、ここからは大真面目な話をさせて下さい。
世の中の健康経営の手法に真っ向から反対した私ですが、では最善策は何か。
結論から伝えます。
- オフィス内に“一流”のジムを設ける
- 週に1回1時間、必ず従業員はそこでトレーニングをし、毎週の身体データを会社に提出する
- 個々に危険ラインを設けて、それを超えた場合は評価を下げる
詳細についてお伝えします。
まず、健康において重要なことは、
無意識的なことを、意識的にさせること
だと思っております。
基本的に、健康について意識的に考えている人ってあまりいないですよね。
日本のフィットネス人口はようやく4%になったらしいですが、正直まだまだ少数派。もちろんジムに行っていない方でも健康に留意している方もいると思いますが、多く見積もっても日本全体で10%は超えないでしょう。
つまり日本人の9割の方は特に健康について意識的に行動していないんです。
※毎日ラーメンを食べるのは良くない、たまには野菜を食べようみたいな小さな意識はあると思いますが、それではあまり意味を成さないので除外しています。
健康についてほとんど意識していない方がいる中で、
健康経営だ!
みたいなことを会社側が伝えたところで、ほぼ効果は無いでしょう。
そのような前提の中では、ある意味で強制力を持たせなければいけません。普段無意識なことを、意識的にさせる、つまり習慣化させるにはそれなりのエネルギーが必要です。
でも、大の大人が近しい友人から健康について言われても聞く耳を持つことは少ないです。家族から言われても、スルーすることが多い。
では、誰が健康について伝えるのか。
そうです、企業が言えば、それなりに聞く耳は持ってくれるんです。
企業側が、
健康について意識しなさい。さもなければ評価下げるよ。
と言えば、渋々承諾することでしょう。
もちろん、従業員の健康にまで会社が口を出すのかという批判があることは重々承知ですが、友人や家族が言っても聞く耳は持たないような事案になるので、そういう場合は会社側が強制的に権力を行使すれば良いと思っています。
そもそも健康がパフォーマンスに与える影響度合いが強いのは誰が見ても明らかなので、会社が関与するのは至極真っ当なことだと思っています。
さてここからは具体的内容について。
まず①ですが、日本の企業においてオフィス内のジムを設けている企業は少数派ですが、それでもちらほらありますよね。
ただ一つだけ言わせて下さい。
小さいスペースに、エアロバイク1台がポツンと置いてあったり、ダンベル20キロまでしか置かないしょうもないジムであれば意味がない、というよりむしろマイナスである。
なぜなら、企業側のやる気が一切感じられないんですよ。
例えて言うなら、社員のコミュニケーション活性化のために社内にゲーム機を置こうとした経営者が、Nintendo64を置いてしまった感じでしょうか。
ごめんなさい、ゲームは小学校以来触れたことが無いので例えがずれている可能性があるので、ぜひ遠慮なくご指摘下さい。
※執筆後に閃いた例えですが、床屋とかで古い漫画が置いてあるところありますよね?さすがに若者は知らんわ!みたいな漫画が汚く積まれていても誰も読まないでしょみたいな感じです。
要は、本気でゲームを通じて社内活性化を図ろうとするのであれば、最新のものを置きなさいよと。今ならNintendo SwitchやPS4を置くべきだろうと。
にも関わらず、
とりあえずゲーム機置いておけば、社内活性化するんだろ
みたいな考えで置いても、誰も使いません。なぜならゲーム好きな方は自宅にある最新機で遊ぶ方がよっぽど楽しいからです。
むしろそういう安易な考えが従業員に伝わるので、マイナスな印象を持たれると思って下さい。ここの経営者は社員について本気で考えていないんだなと。
そのため、オフィス内にジムを設けると言っても、とにかく最新設備の一流にこだわること。
- ムキムキマッチョに会えるGOLD GYMより、
- 芸能人に会えるトータル・ワークアウトより、
- 人気筋トレユーチューバーに会えるY4 Gymより
も設備が整ったジムにするんです。
そうすれば、絶対に従業員は利用したくなるはず。
そして超一流のジムを設けることによる追加のメリットがあるんです。
それは広報活動。
まず、日本トップレベルのジムを企業のオフィス内に設ければ間違いなく取材が来ます。ITベンチャー企業が本気のジムを作ったとなれば、連日取材が殺到するでしょう。
これだけでイメージ向上間違いなし。営業に繋がる可能性大です。
そして効果として確実なのが採用活動への影響。弊社は残念ながらWEB系企業のように知名度はありませんし、今後規模が大きくなってもto B向けサービスをメインで扱っているためにメルカリやLINE以上の知名度になることはかなり難しいでしょう。
しかし日本トップレベルのジムをオフィス内に設ければ、それだけで会社のコアバリューとなり、確実に応募数が増えます。
そして採用担当者兼ジムの責任者に私を任命してくれるのであれば、弊社が求めている要件にマッチする人がいればビジターでの利用を無料解禁しちゃいます。
例えばJavaエンジニア3年以上の方であれば、無料で使って良いよと。
そうすれば弊社の社員と筋トレを通じて交流できる。そして弊社としてもその方が成果を出す人間が否かを判断できる。
(筋トレが成果を出す人間かを判断する上で重要だと分かるブログ:インターン選考なんて意味なし。時代は筋トレ選考だ!)
これだけで採用フィーを抑えることができ、十分ペイ出来るのではないでしょうか。
続いて②ですが、週40時間の労働のうち、1時間はトレーニングに充ててもらいます。週1回1時間だけでは足りないと思われるかもしれませんが、適切なトレーニングであれば週1回1時間でも健康に好影響を及ぼすことが可能です。
そして何より、筋トレを通じて社員間のコミュニケーション活性化に繋がりますよね。皇居マラソンが流行っていますが、ハッキリ言ってマラソンよりもジムでの運動の方がコミュニケーションを活性化しやすい。なぜなら閉鎖的空間かつインターバルの時間があるので。
仕事上だと中々話しかけにくい方であっても、筋トレ中であれば話しやすい。新入社員からすると役員陣は距離が遠いイメージを持つかもしれませんが、筋トレ中であれば間違いなく話しかけられる雰囲気になっています。
飲み会での懇親よりもトータルコストが下がるかつ健康に良いのでめちゃくちゃメリットだらけでしょう。
そしてトレーニング後は必ず体組成計に乗り、それを自動的に経営陣や人事にデータとして保存しておくようにすればOKです。
最後に③ですが、体組成計のデータを毎月管理し、個々に応じて危険ラインを定めましょう。身長や年齢、性別等によって適切なラインがバラバラなので、入社したタイミングでデータを取り、
絶対にこのラインは超えてはいけませんよ。超えると体調面において危険です。
というラインを社員に伝える。
そして半期に1回の評価ではその身体データも重要な指標として扱い、いくら主業務で成果を上げていても、危険ラインを超えた場合は評価を1つ下げるようにすれば、それが抑止力となって頑張るはずです。
こういうアイデアを伝えると、
いやいや、主業務で成果を出しているのに、それ以外の要素で評価が変わるのはおかしい!
と反論する方がいると思いますが、中長期的に見たら間違いなく健康は主業務での成果に影響します。
正直、ビジネスパーソンにおいて勤怠ってかなり重要な要素で、勤怠が荒れている方ってめちゃくちゃ多いですよね。
特にITベンチャーはその傾向が強いと思っていて、やっぱり継続的に成果を上げている方は勤怠もしっかりしているんです。
この辺りは大手と比べてベンチャーがマイナスポイントだと思っていて、大手は勤怠等のルールについては守るように強く言われている場合が多いので、勤怠だけはしっかり守るみたいに教育されているのでしょう。
勤怠“だけ”は。。。(笑)
風邪が引きやすかったり、突発的に気分が悪くなる傾向にある方は、やはり企業側としても扱いにくくなります。
そのため成果を出すためには健康であることが大前提であるという考えをまずは理解してもらうことが重要でしょう。
またもう一つ予想される反論として、
従業員の身体データはプライバシーデータだし、それを元に評価を決めるなんて人権侵害だ!
みたいな感じでしょうか。
はい、無視です。人に公表できない身体データを持っているならなおさら危険です。もしあなたがロニー・コールマン(男性で世界ナンバーワンのボディービルダー)やアイリス・カイル(女性で世界ナンバーワンのボディービルダー)のような身体であれば、むしろ周りに自慢するのではないでしょうか。
後ろめたい気持ちがあるからこそ、隠したい。だったらそれを良くすれば良いだけです。
以上が私の考える健康経営の構想です。
そして最後に、私がお勧めするマシンを紹介します。
- ダンベル:1キロ~50キロまで(可変式はNG)
- パワーラック:2台
- スミスマシン(垂直型):1台
- ラットプルダウン(マググリップアタッチメント付):1台
- ペックデックフライマシン:1台
- レッグプレス:1台
- ケーブルクロスオーバー:1台
- トレッドミル:4台
これらで私のお勧めするメーカーで全て買った場合は、中古でも1,000万は優に超えてしまうのが難点ですね。。。
これに加えて家賃代(ジムスペースは最低でも100㎡は欲しい)やシャワー室、更衣室やタオル等の備品類を揃えると軽く初期投資で2,000万は掛かってしまいますね。
何とか私のアイデアを経営陣に理解してもらうには、もう少し費用対効果に関しては詰める必要があるようです。