健康こそ最大のバリュー
こんにちは!
採用担当の池田です。
昨今のフィットネスブームによって、スポーツジムに多くの方が通うようになっていますが、ジム初心者の方、というより運動初心者だろうなぁという方のトレーニングについて物申させて下さい。
20%の力で運動しても、意味がないというよりむしろマイナス効果です
最初はトレーニングのやり方が分からないことが普通なので、とりあえず置いてあるマシンを利用すると思いますが、かなり軽い重量でスパスパやっている方が多い。
本人にとっては決して楽なつもりではないのかもしれませんが、まだまだ重量上げられるでしょという方が多いんですよ。
基本的に、、、どんなにマッチョな人でもダンベル50キロはもちろん疲れますが、5キロでも普通に疲れます。どんなに軽い重量でも疲れることは疲れるので、その疲れによって、
めっちゃ良い運動しているなー
と勘違いしちゃう方が多い印象です。
ただ、努力はそう簡単に成果に比例しません。
例えば、数学の成績上げたい方が簡単な計算問題ばかりやっていて成績上がりますか???
頭の体操にはなりますし、イージーミスは少なくなるかもしれませんが、成績が格段に上がるかと言えばほぼNOでしょう。
もちろん、いきなり東大・京大クラスの問題を解くのはハードルが高過ぎますが、やはり自分の実力よりやや高い問題を解くことで成績が上がりますよね。
じゃあ思い重量ばっかり挙げれば良いのか?もし怪我したらどうするんだよ
という反論が返ってきますが、どうぞ、怪我して下さい。
大して筋トレしていない人ほど怪我のリスクをご丁寧に唱えるのですが、そういう人に限って怪我なんてしたことが無い。
頭で分かっていることと、本当の意味で理解することの間には大きな壁があると思っていて、結局自分が経験することが最も手っ取り早く理解出来る道だと思っています。
もし数学の成績を上げたい場合、
まずは基礎を理解することが重要だから、難しい問題ではなく教科書レベルの簡単なところからやっていこう
というのは“正しい”ですが、
基礎理解の重要さ
を身を持って経験しているか、それとも楽をしたいだけなのかという背景によって、得られる学びは大きく変わってくるのもまた事実。
例えば、今の実力よりもレベルの高いだろう問題を解いて、ボロボロにされながら結果を分析した際に、公式の成り立ちや暗記項目の欠如等の基礎部分が欠けていることを理解した上で、今後の勉強の方針として「基礎問題重視」はOKです。
ちなみに私は東大の問題は解いたことが無いので適当はことは言えませんが、東大の問題は超難問や奇問と呼ばれる問題をいかに解けるかよりも、基礎的なことの理解の積み重ねで解けると言いますよね。
※例えば、「加法定理を証明しなさい」という教科書に載っているレベルの問題も出るようです
自分が身を持って経験した上で基礎問題に取り掛かる場合は、意識すべきことが明確なので質が高まりますが、最初からそういうことを知らずに、
東大に受かった先輩が基礎を理解していれば合格するって言っていたから基礎問題重視で勉強する
みたいな方は決して東大には受からないわけです。
筋トレも全く同じで、まずはビッグ3をひたすら高重量扱えるまでやるんです。
そうすると、かならず上手くいかなくなる重量があります。
私の場合は、デッドリフトで思いっきり腰を痛めてしまったことがあり、その経験があったからこそ効率的に筋肥大に繋がるトレーニングを意識するようになり、“”敢えて“軽い重量でトレーニングすることは多々あります。
結局、何事も量より質とは言いますが、その質を高めるためには必ず量が土台にありますからね。
ジムに行っているからという安心感のせいで、平気で高カロリー・高たんぱくな食べ物を摂取する方がいますが、かえって太ります。
むしろジムに行かない方が良いかもしれません。
これから筋トレを始める方は、
- ほどほどに慣れていこう
- まずは軽めに
- 初心者だから軽い重量からだね
という甘えを一切持たず、最初からフルパワーで高重量に挑戦して下さい。
そこから見えてくる世界が変わってきますよ。
さて、今回は健康について触れたいと思います。
人生で最も重要な2つの要素とは
採用業務に携わっていると、キャリアについて考えさせられる場面が多くあります。
例えば面接官として多くの候補者の方と話す中で、
- なぜ転職するのか(どういう会社で働きたいのか)
- 将来何をしたいのか
- どんな時にワクワクを感じるのか
という観点を注視するようにするので、他人に対して聞く以上は自身がそれらの回答についてもしっかり答えられなければいけませんからね。
ちなみに私自身の意見で言えば、キャリアビジョンのようなものに対しては否定的で、将来のことなんて考えても分からないからこそ現在の感情に従って行動すれば良いと思っています。
ただ、、、とは言え人生って自分が思った方に行くと思っており、何にも考えていなければ何にも起きないので、もう少ししっかり自分の人生について考えなければいけないなと反省している毎日です。。。
そして今後は、
- 終身雇用の崩壊
- 少子高齢化の更なる加速
- 人生100年時代
という事象の影響を受けて、国や会社に依存するのではなく、自分の人生にはしっかり責任を取らないといけない時代に突入してきました。
さて、そんな時代で今後生きていかなければいけない中で、誰にとっても重要な要素が2つあります。
1つは時間。
- どんなに有名な人でも
- どんなにお金持ちでも
- どんなに権力者でも
唯一平等なのが時間ですよね。
年齢を重ねるに連れて、時間の経過の早さに驚くばかりなので、自分の人生が終了するときに後悔だけはしないよう時間を大事に過ごしたいものです。
そしてもう1つ、誰にとっても重要なものがありますよね。
お金ではありません。
そうです、それは健康です。
健康についてどれだけ意識していますか
私の経験上、仕事が出来る方(高い成果を上げている方)は健康な方が多いです。
というよりもっと具体的に言えば、大事なときに決して休まない(体調を崩さない)方が多い印象です。
人間なので、どんなに予防をしていても風邪を引いたり、体調を崩すことは残念ながら避けられません。職場や学校等で不特定多数の方と接する機会がほとんどだと思いますので、周囲から感染するリスクも高いですからね。
ただ、私が過去見てきた優秀な方は基本的に体調不良で頻繁に休むことはないですし、ここぞというタイミングで仕事に来ないことは見たことありません。
例えば弊社の社長はここ数年風邪すら引いたことがないらしいのですが、何と睡眠時間は1日3~4時間程度にも関わらず!!!です。
どう考えても睡眠不足によって免疫力は落ちていると思いますが、常に元気にしているので凄いなぁと思っています。
※たまには元気じゃないときもあって良いような。。。(笑)
もしかしたら私が知らないところで、ヘルシーな食事を徹底していたり、それこそゴールドジムで深夜遅くにハッスルしているのかもしれません。
でもどうでしょう。これから会社を大きくしようとする経営者が、
風邪引いたので休みます。今日の予定リスケして下さい
という連絡を頻繁にしてきたら嫌じゃありません?
というよりこの会社大丈夫かな?と心配になりますよね。
経営者はどんなに会社が傾いても、最後の最後まで踏ん張らなければいけないポジションなので、経営者に必要な最も重要な要素は健康であることかもしれません。
経営者ほど責任がない立場の一般社員は風邪を引いて休んだからといってそこまで大きな影響を与えることは少ないかもしれませんが、とは言え休んではいけないときに休むことで周りからの信用を大きく落とすことに繋がりかねません。
私は採用担当者なので、日頃面接官として仕事をすることが多いですが、やはり面接がある日に休むことは個人的には絶対にやってはいけないことだと思っています。
役割上、社内の打ち合わせも多々入るのですが、そういう仕事をリスケするのはまぁ許される部分があるものの、忙しい中調整して頂いた候補者の方の面接予定を、私の体調不良でリスケすることは完全にNGでしょう。
少なくとも、私が候補者の立場で、
企業都合で面接をリスケさせて下さい
となれば、その時点で志望意欲は下がってしまいますね。
もし今後、体調不良によって度々面接のリスケをお願いすることになったとすれば、その時はこの仕事に適性がないので辞めるべきなのかもしれません。
ちなみに誤解が無いようにすると、健康であるか否かは先天的な部分も絡んでくるので、決して差別的な発言をするつもりは一切ございません。
元々風邪を引きやすい方もいると思いますし、原因不明の体調不良を幼少期から抱えている方も友人にいたので、そのような背景を無視して「ちゃんと体調管理しなよ」と偉そうに伝えるつもりは全くございません。
例えば私事で恐縮ですが、私は昔からお腹が下しやすい体質で、寒い時期になると調子が悪くなるのは今も続いております。
※過去ブログ掲載:OPP芸人が紐解く、Google提唱の「心理的安全性」
病院に行って詳しく検査をしてもらったことはありますが、明確な理由は無いとのこと。
※過敏性腸症候群という訳の分からん病名を付けてはくれましたが(笑)
おそらく生まれつきそういう体質なので、諦めるしかないでしょう。
ただ、そういう体質を分かっているからこそ、翌日に大事な予定がある場合は冷たいものや脂っこいものは絶対に避けます。
明日は大事な予定が上手くいくために、かつ丼を作ったよ♡
みたいなことを妻にやられれば、ガチのガチにブチ切れると思いますね(笑)
まぁ、どんなに予防しても翌朝に腹痛に苦しむことは全然あるんですけど。。。
そのため、体調不良にならないために出来ることにしっかり取り組んだ上での結果であれば致し方ないと思います。
ただ、多くの方が健康を維持するために考えて行動していないのもまた事実。
体調不良で休むことによって、どれだけの信用を落とすことになるかはしっかり考えた上で、予防に励むべきでしょう。
自分の体のことは意外と知らない
健康な体を維持するための必要なことは、
運動×睡眠×食事
の3つであることは多くの方が知っていることと思います。
その中で最も難しいのが食事ではないでしょうか。
というのも、運動はやっているかやっていないかがハッキリ分かるので、自覚しやすい。
睡眠についても、足りているかいないかが自覚しやすいですし、睡眠不足の場合は直近の体調に表れやすいので、改善しやすい。
一方、食事は正しい情報を認識していない方が多いからこそ、多くの方が自己流。ひどい場合だと間違った情報を信じて「自分は食事に気を遣っている」と思い込んでいる方がいるのもまた事実。
今回は健康のための栄養素について触れるつもりはありませんが、1つだけ言えるのが、
コンビニ飯はほどほどに控えましょう
ということ。
私が大学時に受けた授業で今でも鮮明に記憶に残っているのが栄養学なのですが、そこの授業で言われていたことが、
コンビニ飯を1回食べるたびに、1日寿命が縮む
ということ。
これは何か医学的・科学的根拠があるわけではないようなので、誇張された表現ではあるものの、それぐらい身体にとっては悪いようです。
その最たるものが、殺人脂肪と言われている「トランス脂肪酸」。
なぜコンビニ飯が数日放置しても腐らないかといえば、このトランス脂肪酸のおかげ。WHOによれば、トランス脂肪酸をきっかけに年間50万人も死亡しているようです。
世界ではトランス脂肪酸の表示義務を設けている一方、日本では表示すらしなくても良いようなので、知らず知らずのうちに悪の元凶を身体に入れてしまっています。
某コンビニで悪魔のおにぎりが大ヒットしているようですが、ある意味で本当に悪魔なわけですよ(笑)
もちろん、コンビニ飯に限らず多くの食品に使われているので、一切排除することは難しいですが、会社勤務の方は毎日当たり前のようにコンビニを利用されていると思うので要注意。
弊社では昼食にコンビニ飯で済ませてしまう方が一定数いるようですが、そのような生活を毎日続けてしまえば、高確率で生活習慣病になってしまいますよ。
今後のブログで睡眠と運動については詳しく触れる予定ですが、人生を楽しむためには健康であることが必要条件ですので、少しでも健康に目を向ける人が多くなると良いですね。