フリーランスは王道の働き方となるのか
こんにちは!
採用担当の池田です。
NBAのドラフトで見事1巡目9位指名を受けた、八村塁選手。
本当にすごいですよねー。日本代表戦を見ても他の日本人プレーヤーと比較して圧倒的なので、つくづくNBAの舞台が化け物であることを痛感させられました。
ちなみに少し自慢ですが、私は八村選手が高校生の頃から注目しており、高校3年時のウィンターカップも代々木体育館まで足を運んで観戦しています。
ただ高校生の時から確かに目立っていましたが、NBAドラフトで9位指名されるほどだったかと言われるとそこまでは全く予想できませんでした。
傍目から見ている限りでは、プレーが単調な印象(周りのレベルがそこまで高くないからそうなってしまったのかもしれませんが)で、良くいる助っ人留学生レベルなのかなと思っていました。
特に高校生当時は身体が細かったので、NBAではフィジカル面で難しいと思っていました。
私は大学生の頃にNBAを観戦しにアメリカに行ったこともあるのですが、(NBA観戦のためではないのですが、それを1つの楽しみに行った感じです)その時の衝撃は今も忘れられません。
まずはスタジアム観客席の急斜面(笑)。一歩足を踏み外したら下まで落ちてしまうのではないかと思うほどめちゃくちゃ急だったんです。
ちなみに特に気になったスタジアムがボストン・セルティックスの本拠地、「TDガーデン」
あれって、日本の場合だと建築基準法違反とかになるのかな。。。
次に、ジャンクフードのジャンキー感(笑)。ポテトが大盛なのはもちろん、その上に掛かっているソースが得体の知れない何か。。。
明らかに身体に悪そうな色をしており、でも確実に美味しい。
そして最後は、観客のクレイジー感(笑)。まず、みんなでかい。縦も横もでかい。
1人で見に行ったのですが、私のような小さくてひょろい日本人が1人ポツンといたら絡まれたら終了です。隣に座っていた男性グループの人とか、一体何の仕事やってるのかと不思議に思うほどの風貌でしたし。。。
またスタジアム内の歓声やBGMも日本のそれとは比較にならないほどのボリュームかつ盛り上がり。これは日本も見習わないといけないなと感じました。
ごめんなさい、少し逸れましたがNBAを生で見た感想としては、
- 選手がデカ過ぎ
- ミドルシュートを一切外さない
- プレースピードや細かい所作が早過ぎる
です。
バスケ選手って、一般の人からすると結構ひょろいイメージないでしょうか?
身長が高いのは分かるけども、華奢な感じみたいな。
でも試合前の練習を近い距離で見ましたが、マジでゴツイ。人間じゃないと思うほどゴツイです。
画面上だとどうしても小さく見える&周りにいる監督やコーチ、審判もみんな大きいので小さく見えるのかもしれませんが、人間の身体じゃないと思いましたからね。ポジションの中で比較的小さいと言われているポイントガードの選手ですらゴツイ。
NBAの選手レベルでゴリゴリの宇宙人なので、画面越しでもゴリゴリが伝わるNFL(プロアメリカンフットボールリーグの最高峰で画面越しでも人間とは思えない身体をした選手がゴロゴロというよりほとんどの状況)選手は恐ろしいですね。。。身長2メートル超えで100メートル10秒台の化け物が集まる中に混ざったら、一般の人は即死でしょう。
そのような体格の方がシュートを一切外さない繊細さには、一種の美しさを感じましたね。
そしてその巨体にも関わらず、プレーが全て早い。パススピードとかドッジボールの場合だと無双するレベルです(笑)
少し話は逸れましたが、八村選手にそこまで期待していなかったのは事実です。
が、そんなど素人のアホな予想を見事に裏切る努力と実力。
ただただ素晴らしいなと。
そして何よりJordanと契約したのが更なる驚き。
つい先日もJordanとUNIONがコラボしたハーフパンツを購入出来ず、メルカリで高値で購入したほどJordan好きな私にとっては羨ましいの一言。
楽しみで仕方ない選手ですね。現役時に生で絶対に見に行きます!
ラウンドテーブルで見に行くことにならないかな。。。(笑)
※ラウンドテーブルとは弊社の福利厚生の一環で、社内でチームを組んで遊びまくるイベント。1人15,000円支給され、かつ勤務扱いになります。
さて、今回は少しずつ広がりを見せているフリーランスという働き方について触れたいと思います。
アメリカでは3分の1を占めるフリーランスという働き方
フリーランスが近年日本では話題になることが多いですが、日本人にとってはまだまだ馴染みが持てないですよね。
IT業界の場合はフリーランスであっても仕事をマッチングするプラットフォームが整っているので、私自身はこの会社に入ってからは全く違和感なしです。
※IT業界はプロジェクトベースで仕事が進むので、フリーランスという働き方がフィットしやすいですからね。
が、一般論で言えばフリーランスに対してはまだまだマイナスイメージを持っている人が多く、
- ちゃんとした仕事に就けない人
- 組織に馴染めない変わり者
- 何をやっているか分からない怪しい人
みたいに思われることが多いのではないでしょうか。
ただご存知のように、アメリカでは既に多くの方がフリーランスという働き方を選択しており、実に3分の1の方がその働き方を実践しております。
もちろん、日本とは制度や考え方が異なるので一概には比較できませんが、今回のブログでは、
フリーランスは仕組みとしては至って合理的である
ということを伝えさせて下さい。
フリーランスは合理的
突然ですが、ある日上司に呼ばれて、
申し訳ないんだけど、B案件を担当してくれない?
と頼まれたとき、あなたはどんな反応をしますか?
もしあなたが、B案件が元々非常にやりたかった仕事であれば喜ぶことでしょう。
が、多くの方が、
めんどくさいなー。今やっているA案件で大変なのに。。。
と思うのではないでしょうか。
ここにサラリーマンの不幸が存在します。
サラリーマンは仕事が増えることで、実質的に時給が下がるので、お金と言う観点だけで言えば短期的には確実に損ですよね。
そのためなるべく仕事をやらずに過ごす方が短期的には効率的です。
そしてもう1つの観点として、仕事を振る側(上司側)の、
申し訳ないんだけど
というこの枕詞。
仕事をお願いする立場になることは多々あると思いますが、あれって結構嫌じゃないですか?
仕事は1人で出来ないので仕方ないですが、人にお願いするのってちょっと気まずいし申し訳ない。
仕事を振る=迷惑を掛ける
というマインドになってしまうので、仕事を受ける側だけではなく、仕事を振る側も心情としては辛いですよね。
つまり、現状のサラリーマンの仕組みだと、仕事を振る側も受ける側も気持ち的にはあまり良い気がしない。
ただ、これがもしフリーランスだったどうでしょう?
仕事を振る側
そういえばお願いしたい仕事が出来た!B案件やってくれない?金額としては100万円で!
仕事を受ける側
ありがとうございます!嬉しいですのでぜひやらせて下さい。良いものに必ずしますので!
これがまさしく合理的なやり取りではないでしょうか。
- 仕事を振る側は、相手が喜ぶだろうと思って依頼できる。
- 仕事を受ける側も、その案件に従事することにより金銭的インセンティブを手に入れる。またその仕事をしっかりこなすことで、次の案件に繋がるので、手は抜かずにしっかり対応する。
実に合理的。
仕組みと言うのは、結局合理的なものになっていくので、少しずつこのような形態が増えていくと考えております。
フリーランスで重要なことは専門スキルではない
フリーランスで働くというと、多くの方が、
圧倒的にスキルがないと出来ない
と思いがちですよね。
私も当初はそう思っていました。
様々な企業からバイネームで声が掛かるほどのスキルを持っていないと食っていけないと。
ただ実際はそうではないようです。
私の知り合いにも1人だけフリーランスで食っている人がいますが、彼のスペックをお伝えすると、
- 新卒で超大手メーカー入社(ウォークマンで有名ですかね)
- 半年で退職し、中堅商社入社
- 3年で退職し、ゲーム業界入社
- 2年で退職し、フリーランスへ転身
ですが、この経験だけを見て、何か特別な才能を感じますか?
1社目から2社目の転職は、元々超大手に新卒で入れたというポテンシャルがあったからこそ出来たもの。
2社目から3社目の転職は、普通の転職。
キャリアとしては一貫性がなく、実際彼が従事していた仕事も至って普通です。
※良く言う、文系職種ですね
つまり他社から喉から手が出るほど欲しいスキルは持っていない。
が、彼はフリーランスとして家族も養えるほど食べていけています。
それはなぜか。
そうです、営業力が長けているんです。
彼の場合は、特に直近まで働いていた企業から仕事を受注しており、かつそこから広がった人脈で複数から仕事を頂けているようです。
企業に属していた場合は、役割が分担されていることでやらなくて良いことが相当数ありましたが、フリーランスになるということはそれら全てを担当しなければいけないのでトータル工数としては多くなる可能性がありますよね。そして何より重要なことが、売上を立てる=営業、ではないでしょうか。
仮にフリーランスになろうとしている方は、最初に仕事を受注できる先を複数持っておかなければ、いきなり収入が0になる可能性もあるので要注意を。
ただここで一つ疑問なのが、
これだけ人材不足が叫ばれているので、仕事自体はたくさんあるのではないか
ということ。
はい、そうです。その通りで、中小企業はもちろん大企業も含めて人手不足が深刻なので、仕事自体はたくさんあるんです。
なので仕事の供給量自体は今のところ問題ない。
にも関わらず、フリーランスになって収入が安定しない人がいるのは営業力の欠如に他ならないのですが、そもそもここで言う営業力とは何でしょうか。
少し回り道をさせて下さい。
私は採用関連の仕事をしているので、営業電話の中で、
人事コンサル
採用コンサル
と名乗る企業から頻繁に電話が掛かってきます。
私自身は採用を1人で担当しているので、決して余裕があるわけではない、むしろ足りない時期もあるのですが、基本的に会う以前からお断りしています。
理由としては単純で、
良く分からん奴にいきなり仕事は頼めない
からです。
打ち合わせでは綺麗な言葉を並べ、それっぽい数字を並べて説明を受けることが多いのですが、そんなの信用ならないですからね。
なぜならみんな同じことを言うから。
元有名大企業出身で、採用数を5倍にした
みたいな経歴を謳う方も多いですが、だからと言って弊社でそれが出来るかは別問題、と判断してしまいます。
つまり、
人として信用に値する人物か否か
が重要と言うこと。
いきなり正面突破で仕事が取れるほど、営業は甘いものではないのですし、それこそ会社の看板が無い中での営業ならなおさらです。
ただ、一度信用を得られれば、多くの仕事が転がっているので、サラリーマン時代に比べれば収入は大きく増える可能性があるかもしれません。
専門スキル以上に営業力を
営業力がある=信用がある
と考えているのですが、信用を得るための方法はたくさんありますよね。
手っ取り早いのが、
自分をブランディングし、発信すること。
例えば、ジャニーズグループの嵐が2020年に休業すると発表しましたが、リーダーの大野智さんがそのまま芸能界を引退することになったと仮定します。
※なぜいきなり嵐を例に挙げたかと言えば、執筆しているカフェの座席から、嵐が表紙の雑誌が見えたためです(笑)
そして大野君の趣味だった釣りを主軸に置いた会社を立ち上げた場合、おそらくそれなりに成功すると思っています。
なぜなら大野智という人物に対して、既に信用があるから。
引退しても、大野さんがプロデュースした釣具や、海釣りイベントがあればおそらく速攻完売すると思います。
嵐ほど有名になるのはほぼ不可能ですが、それに近しい行動としては、
- SNSを活用する
- ブログを書く
- ユーチューバーになる
など、自身を発信することを続ければ、それなりにファンが付き、信用が上がる可能性がありますよね。
ちなみに私がブログを異常に量産しているのも信用のため。
別に個人としてプロジェクトを頂きたいわけではなく、採用担当者の考えや人となりが分かるブログを発信し続ければ、私のファンになってくれる方ができ、それによって候補者の方が弊社に興味を持ってくれるきっかけとなる、または入社前後の不安を少しでも払拭できると考えているためです。
私の好きな筋トレユーチューバーの方で、副業としてコーチングをやっている
AKIOチャンネル
があるのですが、彼の動画を見ていると、普通にファンになっていますからね。毎週日曜日に必ず配信しているのですが、いつも楽しみに待っています(笑)
彼が提供するコーチング料金は決して安い金額ではないですが、AKIOさんにならお願いしたいかもと本当に思いますもん。
信用が崩壊するのは一瞬ですが、築くのは本当に大変で時間が掛かるこそ、自分を知ってもらうための情報発信は今後より一層重要になっていくんだろうなと思っている、今日この頃でした。