ベンチプレスで100㌔上げる方法=仕事で成果を出せる方法、という話
こんにちは!
採用担当の池田です。
社会人になると結婚式に呼ばれることは多いと思いますが、結婚式って結構無駄なことというかつまらないことって多くないですか???(笑)
※結婚式には披露宴を含みます
私はそこまで友達が多くないので数多く参加しているわけではないですが、もうちょっと良いコンテンツに出来るんじゃないかなと思うんですよね。
初めて参加したのが新卒で入社した先の先輩の結婚式でしたが、初めてが故に色々新鮮だったものの、後々結婚式に掛かる費用を聞いたところ、
えっ!!!そんなにコスト掛けてあの程度なの?
と思ってしまったんですよね。。。
しかも、3万円という参加費(厳密にはご祝儀ですが。。。)を払っているので、なおさら思う部分が色々ありました。
最近はオリジナリティ溢れる結婚式を提供している企業もあるようですが、とはいえ現状実施されている結婚式の多くが、50年前と形式はほとんど変わっていないんじゃないかなと。
結婚式の歴史について全く知りませんが、多分私の祖父母の結婚式と今の結婚式の流れやコンテンツってそう大きく変わっていないはず。
だからこそ、結婚式を無駄に感じてスマート結婚式が流行っていたり、そもそも式を上げない夫婦が増え、ブライダル業界が斜陽産業になっているんじゃないかなと思っています。
ちなみに私が結婚式に参加する理由って、同窓会に参加する理由と近いというかほぼ一緒なんですよね。久しぶりの旧友に会えるからこそワクワクしたり楽しみなだけで、
結婚した友達を祝いたい!
みたいな感情はあまり芽生えないという。。。私の感覚がひん曲がっているんでしょうか。。。
というのも結婚式という形式的な場で祝うぐらいなら、個別に会って美味しい料理をご馳走しながら会話したほうが確実に“祝いがい”があると思っています。
以前参加したのは中学の友人の結婚でしたが、あまり会っていない中学時代の人と話せて本当に楽しかったものの、新婦の人とほとんど話していないから
そういえば相手の人ってどんな人だっけ?
みたいな感覚になるのがそもそもおかしい。
ちなみに私は新郎友人側で呼ばれることがほとんどですが、新婦の会社上司のスピーチとか全く興味無いので聞いているのが辛いですからね(笑)
結婚式というイベント自体に対してネガティブに思っているわけではないですが、古くからの慣習をそのまま実施するだけの内容だと、あまり結婚式に参加していない私でさえ飽きているので、多くの方も飽き飽きしているんじゃないかなと思います。
ということで、今夏に結婚式に行く私ですが、本当に仲の良いと思っている幼馴染の結婚式だからこそその辺りを伝えてみるとしましょう(笑)
さて、今回は皆さん大好き、“筋トレ”を切り口にお話したいと思います。
ベンチプレス100㌔上げる方法
筋トレの種目において、今も昔も大人気なのがベンチプレス。
筋トレ=ベンチプレス
と思っている方ももしかしたらいるぐらい、めちゃくちゃ人気種目ですよね。
人気の理由としては、成果が目に見えやすいからに他なりません。
ここで言う成果とは、数字(例えば、100㌔上げた)的な意味もありますが、それ以上に見た目への変化という意味で一番分かりやすいんですよね。
ベンチプレスは主に大胸筋と呼ばれる、上半身の中でも筋肉が大きい箇所を効率的に鍛えられる(コンパウンド種目だからという意味も含みます)ので、3ヶ月もベンチプレスすれば、
あれ?なんか鍛えてる?
と周りから言われるほどに見た目への変化があるはずです。
そのため、筋トレへのモチベーションが上がりやすいからこそ、多くの方が日夜ハッスルしているわけですが、一つの目標として100㌔を掲げている方が多いんです。
これは何が医学的根拠のある数字ではなく、単純に100という区切りの良い数字だからというのが大きいですが、確かに100㌔を上げることができれば筋トレ初心者のカテゴリーは超えていると見なされることが多いのも事実。
そこで皆さんに質問です。
ベンチプレスで100㌔を上げるためにはどんなトレーニングをすれば良いでしょうか。
ちなみに成人男性の平均は、大体45㌔程度と言われており、自分の体重の重さを上げられれば1人前と言われていますね。
そもそも筋トレしたことがない方にとっては意味不明な質問かもしれませんが、先に正解を言ってしまうと、
神経系を強化するトレーニングをすること、つまり重い重量に筋肉を慣れさせること(厳密には高重量低回数で鍛える)
に尽きます。
ここで一つ重要なことをお伝えすると、筋肉量があるから重い重さを持ち上げられるわけではないんです。
意味わかります?
もちろん、ムキムキマッチョで筋肉量が豊富な方は、重いものを上げられるものの、筋肉量が少ない(見た目はやや細め)方でも100㌔挙がる方はごまんといます。
詳しいメカニズムを紹介してもつまらないので割愛しますが、例えば以前テレビ番組の企画で、
自分の体重の80%のバーベルを何回持ち上げることが出来るか
という放送がされ、筋肉自慢が多く参加しました。
ただその中で圧倒的回数で優秀したのが、
俳優の武田真治さん。
元K-1選手の魔裟斗選手やなかやまきんに君など、明らかに筋骨隆々なマッチョを抑えての優勝。
その記録、何と109回!!
2位の方は40回程度という圧倒的な差を付けての優勝なので、筋トレに取り組む方にとっても衝撃を受けたのではないでしょうか。
ちなみに武田真治さんは、身長165㎝、体重56㌔と明らかに小柄ですよね。
もちろん引き締まった身体であるものの、筋肉量では圧倒的に劣るゴリゴリのマッチョを圧倒的大差で負かしたのは、素人の方からすれば疑問に思うはず。
そのカラクリは諸説あるものの、神経系の発達が長けていたことに異論を唱える方は少ないのではないでしょうか。
というのも武田真治さんは20年以上前から筋トレをしているようですが、メニューのほとんどがベンチプレスというほど、ベンチプレス愛好家らしいです。
自宅にベンチプレスが出来るように器具を揃え、最低でも週3回はベンチプレスを欠かさずやるようにしているようですが、実は筋トレ好きでそこまで1つの種目を長くやっている方は多くありません。
筋トレは始めた当初こそ、全てが新鮮でやればやるだけ記録が伸びるベンチプレスは楽しさ満点なのですが、どうしても飽きがくるんですよね。。。
また、筋トレに関する書籍やサイトを見ると、1つの種目をやり続けるよりも違う種目をすることで異なる刺激を与えたほうが効率的と言われているので、大胸筋を鍛えるという目的だけであればベンチプレスだけでなく、
- ダンベルプレス
- ケーブルプレス
- ペックフライ
等々、数多くの種目があるので、結局他の種目に浮気するわけです。
また近年は、ベンチプレス含むBIG3(スクワット、デッドリフト)は怪我がしやすいと言われているので、トップビルダーほど敢えてBIG3を避けている方も多いんですよね。
そのため1つの種目をずっとやり続けている方は多くないのですが、そのような中で20年以上もベンチプレスを欠かさずやり続けているというのは本当に驚異的なんです。
そしてベンチプレスが習慣化されているので、筋肉の神経系が驚異的に発達、つまり重い重量に筋肉が慣れていることで大記録に繋がったのだと思います。
ちなみに!
じゃあベンチプレスをやり続ければ200㌔とか300㌔も誰でも到達できるのか
と言われると、それはまた別次元の話。
一般論ですが、自分の体重分ぐらいは普通にトレーニングすれば誰でも到達できますし、それこそ体重が軽過ぎない方(60㌔以上)であれば、誰でも100㌔は到達するレベルだと思います。
ただ100㌔を超えた後は、それこそ全身の筋肉が絡んできますし、そもそも基礎的な筋肉量が求められるので、その辺りは語弊がないようにお伝えしておきます。
さて、ここからようやくビジネスの話へ。
結局仕事が出来るようになることや成長することも、上記の理論と全く同じことなんじゃないかなと真面目に思っています。
英語教育を10年以上受けても英語が話せない
新卒の就活生から発せられる言葉として、
成長したい
というのがありますが、これ自体は何ら否定するものではありません。
ただ、その後に、
そのため、教育制度や研修が整っている企業に入りたいと思っています
という内容。
うーん、気持ちとしては分かるけど、研修では成長しないと思うんだよなーというのが私の本音です。
例えば日本における英語教育は多くの方が中学生から高校までの6年間、大学でも必修となっていることがあったり、一部小学校でも英語教育を受けている方がいるので、10年近く英語を勉強している方が多いと思います。
でもどうでしょう、英語を話せる方って全然増えないですよね?
学校の英語テストでいくら高得点を取っても、東大に受かっても、TOEICで900点取っても、結局話せないんですよね。
じゃあどうしたら話せるようになるか。
英語しか話せない環境に半年、いや3か月でもいれば日本で10年間勉強した以上に話せるようにはなりますよね。
いわゆる精神と時の部屋に近い状態です。
私はたった2週間だけアメリカに行ったことがありますが、全く話せない自分に情けなくなりました。
当時はTOEICで高得点を取っていたにも関わらず、全く話せない。
でも話せないと食事もできないし、泊まるホテルも確保できないので、小学生レベルの英語とジェスチャーで何とかなり、それによって自信も付くし語彙力も多少は増えた気がしています。
初日のダンキンドーナツ(アメリカの有名ドーナツチェーン店)に行った際はオドオドして何度も聞き返されたにも関わらず、最終日には、
I’ll take a small coffee and a donut, please.
みたいな“ぽい”感じで注文出来てましたからね(笑)
ただ今思えば、、、意味不明な英語を話す日本人が毎朝来て、いつも同じものを注文しているから、店員の方は大して聞いておらずに処理されていた可能性は否めませんが。。。
修羅場とは言えないほどでも、多少厳しい環境に無理やり身を置くことで、
- 学ばなければいけない
- 行動しなければいけない
- 何とかしなければいけない
というマインドが働き、必死になるものです。
成長という言葉の定義にもよりますが、それこそ、
- 営業
- マーケティング
- 経理・財務
- 法務
- 経営
等の能力を総合的に伸ばしたい場合は、間違いなく起業する、もしくは創業1年未満のスタートアップに就職する方が確実に良いんですよ。
なぜならやらないと生きていけないから。
そして最初こそもがいて苦しいけど、ある一定の期間を過ぎるとそれが当たり前になってくる。
いわゆる慣れですね。
環境や人に依存することなく、自分で全て考えて動かないといけない習慣が癖付けられるので、そうなったらどんな環境でもやっていける下地は身に付いた感じになっていると思います。
ちなみにこういうことを言うと、
優秀な人と近くで働いた方が成長できるから
という屁理屈を言って、就活生に人気な企業に“成長したい”という軸で入社する方も多いですが、まぁご愁傷様ですよね(笑)
決して成長したいという想いを否定しているわけではないですし、大企業をディスっているわけではないですが、どれほど深く考えた上での“成長”なのかを整理しないと、それを受け取る面接官側はあまり信じてくれません。
修羅場は正直経験したくないですし出来れば避けたくなるものですが、何度も経験することで本人の閾値のキャパが広がり、普通の方であれば動揺することであっても余裕を持って対応できるようになっていくものです。
それは経験と言う名の慣れなのかもしれませんが、そのような経験を良いタイミングで詰めることが出来る会社こそ、本当の意味で成長できる会社ではないかなと思っています。
ということで、これから就活が控えている学生の皆さんは、上辺だけの研修制度に惑わされずに企業選びをして下さいね。